モルタル造形とは?モルタル造形の特徴と依頼する際の流れについて解説

「モルタル造形ってどんなデザインが作れるの?」このような疑問にお答えします。この記事では、モルタル造形について特徴や作れるデザイン、専門業者に依頼する際の流れについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

モルタル造形とは

モルタル造形

モルタル造形とは、セメントと砂、水を混ぜてモルタルを作り、石やレンガ、木材や金属など様々なデザインに仕上げる工法です。着色も可能で多用な質感を作り上げられるので、リアルで本物のような雰囲気を作れます。

大型のテーマパークだったりオシャレなカフェや美容室などで使用される場合が多いですが、住宅でもモルタル造形でデザインされる場合も多く、ヨーロッパ風の外壁にしたりアンティーク風の玄関にするのも人気です。

個性のある魅力的なデザインにできるので、非日常的な空間を演出できます。そのため、店舗にモルタル造形をもちいてデザインすることで、集客効果やSNSでの拡散効果が期待できるでしょう。

モルタル造形の特徴

モルタル造形

モルタル造形の特徴は、自由なデザイン性とリーズナブルな価格です。

モルタルは扱いやすく様々な形に加工できます。固まる前に削り出したり固まった後につけ足したりして、イメージする造形ができるからです。また、着色料も豊富なのでカラーリングも自由に変えられます。他にも、レンガや木材など様々な他の材料との組み合わせも可能です。

価格も他の建材と比較して安いのも特徴です。大理石などの石材は高額になりがちで、タイル材は運搬中に破損してしまう可能性があるので、余計な出費がかさむ可能性があります。特にタイル材は接着にモルタルを使用する場合もあるので、モルタルで造形してしまえばタイルを貼る必要がありません。

モルタル造形でできるデザイン

モルタル造形

一例ですがモルタル造形でできる雰囲気は下記のとおりです。

● 木造風
● レンガ風
● 石畳風
● モダン風

それぞれ解説します。

木材風

モルタルに木造建築のような木目を付けられます。実際の木材を使用すると、イメージする木材を探して加工しなければなりません。また、木材は腐食や反りが起こりやすいので、屋外で使用する際は長期維持に向きません。

しかし、モルタル造形で作ってしまえば、木材を探す必要もありませんし、適切な処理をすれば木材よりもモルタルの方が耐久性が高いです。また、木目だけでなく樹皮も表現できるので、ツリーハウスのようなデザインも可能です。

レンガ風

レンガを重ねてモルタルで接着する方法もありますが、モルタルでレンガを造形する方法もあります。実際のレンガで作ろうとすると、無理な角度や造形がでる可能性があります。また、ある程度レンガを積み上げたら一度乾燥させないと下のモルタルが潰れてはみ出してしまう可能性があるので、施工に時間がかかります。

しかし、モルタル造形でレンガの模様を作れば、ある程度の無理な造形も可能ですし、施工中に乾燥させる必要もないので、施工時間が短縮できます。

石畳風

地面を石畳風にしたいのであれば、モルタル造形で作るのがおすすめです。実際の石材を使用する場合は石の購入と運搬に費用が必要になり、運搬途中に割れてしまうリスクもあります。また、石を敷き詰めて隙間を埋める場合、隙間を完全に埋めないと雑草が生えてしまう可能性もあるでしょう。

しかし、モルタル造形で作れば、石を用意する必要がないので費用を節約できます。また、隙間が完全にないので、雑草に悩まされることもないでしょう。

モダン風

オシャレに洗練されたモダン風にもできます。タイル張りやレンガ調の場合はどうしても隙間ができるので、統一感にかけるでしょう。また、同じタイルなどの建材を用意しなければならないので、少し手間がかかります。

しかし、モルタル造形で一面を隙間なく統一したデザインにすると、引き締まった印象になりオシャレな空間に仕上がります。また、モルタル以外の材料も必要なく、平らにするだけであれば失敗も少ないので、自分で施工するのも良いでしょう。

モルタル造形を依頼する流れ

モルタル造形

モルタル造形を依頼する一般的な流れは下記のとおりです。

● 専門業者を探す
● 現場調査と打ち合わせ
● デザインやサンプルの打合せ
● 契約と入金
● 施工

それぞれ解説します。

専門業者を探す

まずはモルタル造形を依頼できる業者を探しましょう。具体的にはリフォーム会社や外壁塗装業者、左官屋などがあげられます。できれば複数の業者と連絡をして、デザインや見積もりの相談をすると、あなたに合った業者を見つけられるのでおすすめです。

現場調査と打ち合わせ

業者が決まったら実際の施工現場を調査してもらい、施工方法や費用の打合せをします。打ち合わせの際に自分の要望を具体的に伝えないと、完成イメージと違ったり実際の施工費用が高くなったりするので、できるだけ細かく伝えましょう。

デザインやサンプルの打ち合わせ

デザインやサンプルは施工業者によって異なりますが、手書きのラフ画や写真を加工した物など、具体的なイメージがつきやすい形で渡される場合が多いです。また、サンプルイメージとして実際のモルタル造形のミニチュアを用意してもらえる場合もあります。まだ、施工前の段階なので、納得がいくまで打ち合わせをしましょう。

契約と入金

デザインや費用の打ち合わせが納得できたら、業者と契約してお金を支払います。施工前に全額支払う場合や、一部だけ先に支払って残りを施工完了後に支払う場合など、施工業者によって異なります。後にトラブルにならないためにも、契約と支払タイミングはよく確認しましょう。

施工

実際に施工がスタートします。施工期間は業者やデザインによって異なりますが、だいたい1週間~10日程です。ただし、雨天時などモルタルの乾燥に時間がかかる場合もあるので、おおよその施工期間でみておきましょう。

モルタル造形に必要なメンテナンス

モルタル造形

モルタル造形は基本的にはメンテナンスは必要ありません。しかし、雨風や紫外線によってダメージはうけるので、経年劣化は起こります。そのため、3〜5年程で補修が必要になるでしょう。

具体的な補修内容は、ひび割れや塗装はがれなどがあげられます。自分で補修する場合は必要な材料や工具はホームセンターで入手できます。ただし、技術やまとまった時間が必要なので専門の業者に依頼するのがおすすめです。特に、凝ったデザインの場合は、かなりの技術が要求されるので腕に自信のない人は止めておきましょう。

また、カビやコケなどの汚れがついてしまう場合もありますが、掃除する際は高圧洗浄機などは使用しないようにしてください。強い力を加えると表面の塗料がはがれたり外壁にダメージをあたえてしまい、劣化を速めてしまう可能性があります。

まとめ

モルタル造形

この記事では、モルタル造形について解説しました。

モルタル造形とは、モルタルを使ってデザインする工法を指します。個性的なデザインや特別な空間を演出できるので、集客効果やSNS映えも期待できます。モルタル造形では、木材やレンガ調、石畳やモダンなど様々なデザインを作り上げることが可能です。

モルタル造形を依頼する際は、下記の流れになる場合が多いです。

● 専門業者を探す
● 現場調査と打ち合わせ
● デザインやサンプルの打合せ
● 契約、入金
● 施工

依頼する業者や職人によって多少異なりますが、デザイン案などの打ち合わせは納得がいくまで話し合いましょう。

また、モルタル造形は基本的にメンテナンスは必要ありませんが、経年劣化がおきるので5~7年頃を目安に補修が必要です。